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フィリピンで育てたポット式の苗木。苗木専用の用地がまだ無いため、高床式のアイアンと呼ばれる米蔵の下で育てています。乾季に枯れる苗が多いため、今後専用の用地を作る必要があります。上の写真はマツの苗。下の写真はコーヒーの苗になります。

スーパーツリーの研究

スーパーツリーとは通常の同じ品種の木と比べ生育が良い木のことで、幹が太かったり、形が良かったり、環境の変化に強いなどエリートの木を指します。

スーパーツリーの苗木を増やすことで、フルーツであれば生産性が上がりより多くの天然林のスペースを確保出来たり、薪として伐採される木から採れる木材が多ければ多いほど、伐採される木も減ります。

こうした取り組みを続けていくことで、様々な場面でスーパーツリーを生かすことができ、自然環境を守りながらも人の生活を支えてゆける強い森林作りができます。

 

また、このような研究結果や研究資料を1ヶ所で見れるような施設も作りたいと考えています。単に木を植えるといっても様々な知識が要求されます。

その土地の気候、環境、土、また森林を継続して守るにはその土地の文化や土地柄、国柄といったことも加味していかなければ、プロジェクトは植えて写真を撮るだけという独りよがりのものになってしまいます。

少ない知識を持って取り組むよりも、多くの知識があれば選択肢も増え、プロジェクトをスムーズに進めることができます。

​こういったデーターや研究結果を埋もれさせないためにも、研究施設は必要です。

そういった観点から、苗木の研究や苗木の育成スペース。資料室の建設。スーパーツリーの研究施設を作りたいと考えています。

苗木も無料ではありません。みなさんから集まった寄付でできるだけ多くの苗木を有効に活用するには、こういった施設が必要になります。

気候により育つ木も変わってくるため、九州と関東と北海道といったように、苗木の育成スペースは数ヶ所確保する予定です。

もし平坦地が若干ある山林や平坦な原野をお持ちの方がおりましたら、ご提供頂けると幸いです。お問い合わせフォームよりお知らせください。

研究室で育った苗をサポーターのみなさまと一緒に植えられるよう努力して参りますので、是非ご協力をお願い致します。

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